真面目ファーマシストサッカーコーチが「さあ、才能に目覚めよう」を読んで

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【何の本?】

・誰も知らない自分自身の才能や適性・強みを質問に答えることにより知る

 ことができる。

【本の要約】

・40年かけてギャラップ社が人間の強みに関する研究を行い、著者のドナ

 ルドは1998年からギャラップ社で研究チームとして働き始めた。

 →2001年に第一弾を出版した

 (34の資質の中から自らのトップ5の資質を発見できる)

・特長の微妙な違いを徹底的に掘り下げている

 →しかし同じ資質を持っていても、資質の現れ方はそれぞれ異なり、読み

  手を際たせる特徴を示している

 (ただし一人一人の微妙な違いについては説明していない)

・現在の社会は強みより欠点を克服するために時間を費やしている

 →本当のあなたではない人になるための支援を目的としている学習プログ

  ラムが多い

 →茨の道は選ばない

  自分の得意を伸ばす方が自分を大きく飛躍することができる

 →この本の目標はその人の真の強みを築くことであるため強みファインダ

  ーという名称になった

・才能を測定するが、才能は強みの元となる一要素に過ぎない

 →知識やスキル、恒常的な訓練が最も役立つのは才能を伸ばすために使わ

  れた時である

  その人が持つ高い才能を起点にスキル上げや、知識を身に着けて練習を

  積めば才能は何倍も増幅して開花する

 →効率よくでき、可能性が広がりやすい、活躍できる(突出できる)

 

【勉強になったこと・感想・まとめ】

・自分を知るのが怖い人は心理テストみたいな感覚でよいかもしれない

・読むことで自信や自己を見つけられる。

 →自己を見つめなおしたい、知りたい、自分の知らない自分を知りたい、

  心機一転したい人などにおすすめできると感じた。

【こんな人にお勧め】

・自己の長所・短所、向いている物事等を改めて知りたい人。

 又は自身の適性や能性を見つけたい人向け。

真面目ファーマシストサッカーコーチが「明日死ぬかもよ?」を読んで

[ひすいこたろう]のあした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー

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【何の本?】

・人生最後の日に悔いが残ることなく笑って死ねるようにするための本

 

【本の要約】

・90歳以上の人にアンケートを取った結果、90%の人がもっと冒険すれば

 よかったと回答している。

・貯金や物(家、車等)はあの世に持っていけない

 →死が近づいてきたとき、死の直前に人生を振り返ったときに後悔するの

  が人生最大の不幸

 →未練を残したまま死ぬことがどれだけつらいかを示している

 →今少しでも心につっかえていることがあれば考え直す必要がある

 (絶対死ぬから)

  一回死と真剣に向き合う必要がある

・自分があと5分後、1時間後、1日後、1週間後、半年後に死ぬとしたら

 何に後悔するか?

 本当にやりたいことは?どのように生きたいか?

・死ぬ直前に悔いなくいれるようにするには何をするか想像して考える。
・すべて命がけで行っている

 →食事も、歩くことも、鼻くそをほじることも

・自身の自由から遠ざけている思い込みや制限を探る

 →自分で自分に制限をかけている

・不安に点数をつけるとしたら何点?

 →あやふやだから怖い

 →具体的な点数をつけて不安を視覚化する

・死ぬ前にやりたいことリストをつくる

 →死ぬ前にやりたいことを10個見つけ、死ぬ直前に後悔しないように行

  動する。

 

【心に残った言葉・文章】

・もっと冒険しておけばよかった

・はい。あなたはたった今死にました

・あと何回桜を見られるだろう 親とあと何時間一緒にいられるだろう

・やり残した事はないですか?悔しくはないですか?

・鼻くそをほじっていたって、寿命は縮まっている

 鼻くそをほじっていたって、それは命がけで行っている

・やる可能性があるやつが努力していないのを見ると胸倉つかんで「俺と変

 われ」と言いたくなる

・いつかやるのいつかはいつ?どこを探しても一週間の中に「SOMEDAY」

 という日はない

・半年後に死ぬとしたら今していることを続ける?

・誰もあなたを気にしていない。なぜなら周りもまた自分しか気にしていな

 いのだから

・今抱えている悩みは人生最後の日でも深刻か?
・あなたにとって理想の人生とは?

 

【勉強になったこと・感想・まとめ】

・27の質問に対してそれぞれ考えていき自分の気持ちを再認識できる

・死を強調しているが恐怖感はなく後悔しないために何をして何を考えるべ

 きかを書いている

 ・心にグッとくる名言や言葉が多く、自身の今までの人生、これからの人

 生について改めて考えさせられる。

 

【こんな人にお勧め】

仕事や恋愛、人間関係、将来のことで悩んでいる人。何かに挑戦したくても中々一歩踏み出せない人へお勧め。

背中を押してくれる、気持ちを楽にさせてくれる一冊。

真面目ファーマシストサッカーコーチが「ジュニアサッカー 世界一わかりやすいポジションの授業」を読んで

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【何の本?】

サッカーでのそれぞれのポジションの根本的な役割とコツ、さらに基本的な止める・蹴る・運ぶを漫画でわかりやすく解説している

【本の内容の要約】

・ポジション別コツの詳細

 GK:ポジショニングーボールとゴールの中心を結んだ線上に立つ

   読みー軸足の向きから判断してシュートコースを読む

   空間把握能力―センタリングなどをキャッチする際にボールの高さ等

          を把握する

   精神力―決定的な1点を防げば相手には-1点と同じぐらいの意味を

       与える

   準備―試合中は常に次のことを考えて準備をする

       例)サイドからのクロスボール

         →キッカーの体勢からどんなクロスボールがどこに来る

          か予想する

          ゴール前の味方・相手選手の位置や動きを見て、自分

          や味方のポジションを修正する(マークを付ける、ス

          ペースを埋める、キャッチした後どこにボールを出す

          か等)

         →あらゆる事態を想定し、シュートが来ても慌てずに対

          応ができる

         →本当にうまい選手は予測や準備がきちんとできている

 

 CF:ゴールーヘディング、インサイド、ループ当たり損ね様々なゴール

       がある

       GKの逆をつく

       →GKは動くがゴールは動かない

        ゴールが見えたらシュートよりはゴールを見ないでもシュ

        ートを打てるほうがいい

      →ポストの位置を把握しておく(四隅、特に下はGKは下に向

       かって動くため一番時間がかかり反応が遅れる)

      DFはシュートを止めようとする

      →その延長上にゴールがある

       

    動きーオフ・ザ・ボールの時も、どうやってDFを外せるか、スペ

       ースを作れるか考えて動く

       相手との駆け引きをうまく利用してゴールをあげる力

    ポジショニングー一瞬のスピードで相手と離れた位置に動くとボー

             ルを受けられる

    気持ちーゴールを決めてやろうという気持ちが大切

 

 センターハーフ:役割―ゲームメイカー、攻守ともにこなし試合を組み立

            てる

         求められる能力―周りを見れる事

                →次のプレーを予測できて、前もって準

                 備ができるから

                ―止める・蹴るがきちんとできる事

                →自分がすぐにボールを動かせる位置に

                 止める

                →味方の約50cm以内にければ味方は

                 楽

                →正確にパスできることを早さより優先

                 する

                ―トラップ

                →ボールが足に吸い付く・くっつけるイ

                 メージ

                 ボールの中心より上を触る

                →足を引かなくてもボールが止まる精度

                 を追求できる事

                ―パス

                →味方・敵・ボールは常に動いている

                →動きを予想しつつ、ぎりぎりまで見る

                 必要がある

                ―考える力早く考える事

                →見ることが大切

                →敵と味方がどこにいるか見る

                →慣れると見ると考えるがイコールにな

                 る

                ― 見る力

 

 CB:求められる能力―高い守備力

            1対1の強さ

            ヘディングの強さ

            インターセプトができる

            奪ったボールを確実につなげる

            *小学生年代は体が未熟なため適任かどうかはわ

             からない

             →ボールを奪おうと守れる選手は適しているか

              もしれない

    適任者―身体能力

       →背が高いとヘディングで勝てる、足が速いとボールを追う

        のに有利、   

        体が大きいとフィジカルコンタクトに勝てる(ボールを奪

        いやすい)

       ―ポジショニングを細かく修正できる

       →読みがいいとフィジカルコンタクトなしでボールを奪える

       →相手の癖や動きを観察できるか、予想できるか

    コーチングーフィールドプレーヤーの中で一番後ろにいる

         →全体が見える

         →的確に声を出して味方を動かす

         →自分も予想しやすくなる

 

 SB:必要な能力―スピード

          1対1での突破力・守備力

          クロスの精度

          ポジショニング

          運動量・体力

 

 SW:役割―サイドでの攻撃の起点を作ること

   必要な能力―1対1の突破力・技術

         スピード

         クロスにファーで合わせる力

         突破からのクロスの質

         個の能力

  クロスボールのコツー中の状況を見すぎるとミスキックしやすい

           →自分もボールも動いているから、ボールを見ない

            とミスしやすい

           →DFがいない場所にければ最悪味方に合わなくて

            も、DFが守れる場所ではないからクリアに時間

            がかかる

 

ボランチ:役割―チームの舵取り(ゲームを中心的に動かす)

        守備的なミッドフィルダー

        ビルドアップ時にボールをさばける能力

       (後方からパスを組み立てる時に軸になる)

        ミスが少なく確実にプレーをできる能力(パス、トラッ

        プ)

        視野の確保(ボールを持っている時顔をあげる)

     ポジショニングー無理に動かなくてもいい

               

蹴る:人それぞれ蹴り方・体格・足の形・足の着き方・体の使い方等は違

   う

   →練習・試して楽に正確に蹴れる方法を見つける

    例)どんな体の使い方をすればいいか

      ボールのどこをければいいか

    基本はボールの中心をけること

    自分の体の特徴を知る

    上半身もきちんと使う

    

とめる:下を触ると浮く 上を触ると止まる

    かかとで触ると反発する 足先だと勢いに負ける

    親指の付け根でボールの点を触る

    →インサイドの面だと、自分の体の前で止めようとすると面の角度

     が変わりミスをする

 

ドリブル:ボールが体から離れず時のそばにボールを置くイメージ

     →ボールが足にくっついているイメージ 

     →いつでもボールをけりだせるところに置くのがコツ

      相手を抜くにはスピードの緩急と相手の逆をつくこと

      自分がうまく抜けたときのイメージを覚えておく

 

シュート:ひざ下から上がキーパーの守備範囲

     →低い弾道はキーパーは取りにくい・反応しにくい

 

【心に残った言葉・文章】

人を動かすのは「正しいかどうか」ではなく「楽しいかどうか」です

指導者にとって大切なのはゴールを奪おうとしている気持ちの子を探して

あげることではないでしょうか(FW選び編)

自分の得意分野があるならそれを伸ばすことが上達の近道

【勉強になったこと・感想・まとめ】

マンガでそれぞれのポジションごとにストーリーで解説していることにより

イメージが付きやすい

11のポジションがあり、それぞれに役割が存在する。動きや生かし方を知

ると楽しくなり活躍ができる

→プレーの質が上がる

練習方法や、基本的な考え方も記載されている

【こんな人にお勧め】

サッカーを始めたばかりでサッカーの基本を知りたい、行き詰っていて基本

を再認識したい人

真面目ファーマシストサッカーコーチが「サッカー止める蹴る解剖図鑑」を読んで

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【何の本?】

・元日本代表の中村憲剛選手が推薦する、サッカーの基本が図でわかりやす

く解説されている本

 

【本の特徴・要約】

・基本的な止める、蹴る、運ぶ(ドリブル+走り方)、パスの4つのカテゴリーに分けて図を用いりながら解説している

・ただ優しく止める等ではなく、足のどこで止める、ボールのどこで止める、どのように止める等詳しい方法が細かく記載されている

 例)インサイドトラップ→ボールの上部の「点」に親指の付け根の出っ張             

             り部分の「点」を合わせる。

             (ボールの中心から上の点を触れるには、面よ                  

              りも点のほうが適している)

             (指先だとボールの勢いに負ける インサイド

              だとポイントがわかりにくく、ポイントを外

              しやすい)

            →ボールの中心より上の点を触れると力は下に行

             く

            →下は地面だからボールは下に行かず止まる

            (ボールの下を触ると力は上に行く→ボールは上

             に飛び足元で止まらない)

・基本ができることにより何ができるようになるかと、プレーの先のことまで記載されている

 →一つ先のプレーのレベルまで解説されている

 →1つ上のクオリティーのプレーがわかる

・各カテゴリーの最後にまとめがあり、復習をしやすい

・最後に世界的プレーヤーであるリオネル・メッシのプレーの解説をしている

 →メッシをコピーすることはできないが、学ぶべき技術はたくさんある

 

【心に残った言葉・文章】

・感覚を可視化する

 

【勉強になったこと・感想・まとめ】

・この本を読んで改めて基礎の大切さを学んだ。現在運動能力等が注目される中で、理論的にサッカーの技術(止める、蹴る、運ぶ、パスをする)を知ることで自信の能力アップにつながると感じた。

才能はもちろん、感覚を理論と反復練習で手に入れることができ、上達することでサッカーがより楽しくなると思う内容であった。

 

【こんな人にお勧め】

・サッカーを始めたばかりで技術の基本を知りたい、スランプなどでうまくいかず改め  て基本を見直したい、自分の子供等と一緒に遊んでいる時にアドバイスができるようになりたい人にお勧め。

サッカーのコーチを目指している人の参考資料としてもお勧めの一冊。