真面目ファーマシストサッカーコーチが「サッカー止める蹴る解剖図鑑」を読んで
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【何の本?】
・元日本代表の中村憲剛選手が推薦する、サッカーの基本が図でわかりやす
く解説されている本
【本の特徴・要約】
・基本的な止める、蹴る、運ぶ(ドリブル+走り方)、パスの4つのカテゴリーに分けて図を用いりながら解説している
・ただ優しく止める等ではなく、足のどこで止める、ボールのどこで止める、どのように止める等詳しい方法が細かく記載されている
例)インサイドトラップ→ボールの上部の「点」に親指の付け根の出っ張
り部分の「点」を合わせる。
(ボールの中心から上の点を触れるには、面よ
りも点のほうが適している)
(指先だとボールの勢いに負ける インサイド
だとポイントがわかりにくく、ポイントを外
しやすい)
→ボールの中心より上の点を触れると力は下に行
く
→下は地面だからボールは下に行かず止まる
(ボールの下を触ると力は上に行く→ボールは上
に飛び足元で止まらない)
・基本ができることにより何ができるようになるかと、プレーの先のことまで記載されている
→一つ先のプレーのレベルまで解説されている
→1つ上のクオリティーのプレーがわかる
・各カテゴリーの最後にまとめがあり、復習をしやすい
・最後に世界的プレーヤーであるリオネル・メッシのプレーの解説をしている
→メッシをコピーすることはできないが、学ぶべき技術はたくさんある
【心に残った言葉・文章】
・感覚を可視化する
【勉強になったこと・感想・まとめ】
・この本を読んで改めて基礎の大切さを学んだ。現在運動能力等が注目される中で、理論的にサッカーの技術(止める、蹴る、運ぶ、パスをする)を知ることで自信の能力アップにつながると感じた。
才能はもちろん、感覚を理論と反復練習で手に入れることができ、上達することでサッカーがより楽しくなると思う内容であった。
【こんな人にお勧め】
・サッカーを始めたばかりで技術の基本を知りたい、スランプなどでうまくいかず改め て基本を見直したい、自分の子供等と一緒に遊んでいる時にアドバイスができるようになりたい人にお勧め。
サッカーのコーチを目指している人の参考資料としてもお勧めの一冊。